みなさんこんにちは、Kapaelu(かぱえる)です。
グルコスとボルテをメインに音ゲーをやっている人です。Twitter (@kapelu_groove)もよろしければフォローお願いします。
早速ですが本題入ります。
私、去る3月21日に、アピナ松本店でグルーヴコースター店舗交流会の主催・運営・進行を務めてきました〜!
↑前に立ってる黒パーカーが僕。
今回はその交流会のレポを裏話などちょくちょく挟みながら書いていこうと思います。
参加しなかったけど興味を持ってくれた人、参加してくれた人は是非読んでください
主催までの経緯
前回の2.5回交流会までの主催・進行をしてくださっていたしらけんさんが長野県外に移住してしまうということで、長野勢で新しい司会進行が必要になりました。そこで僕が名乗り出たのですが、名乗り出た、というか率先して開催した理由は簡単に言ってしまうと憧れでした。松アピで開催された一回目の交流会に参加してから「いつかは音ゲーの交流会を開いてみたい」と感じるようになり、KACやグルフェスの様子をYoutubeやTwitterでみている内にその想いは強くなっていきました。まさに渡りに舟、千載一遇のチャンスでした。
今までの交流会でも運営の経験があるFRED.さんの協力をもらいながら店舗さんに聞いてみたところ、早めでスケジュールが空いていたからなのか意外とすんなりOKをもらえました。
次に決めたのがルールでした。
ルール決めで意識したことは
- ベースはこれまでのルールと同じ
- 敗者復活戦のルールを新しくする
- 上位ラウンドは今までよりガチ寄りに
の3つでした
一つ目の「ベースは同じにする」は、しらけんさんが作った参加者クジのルールが全員が交流会に関われる方法として非常に優秀だと思っていたため、そこは基本的に変えたくありませんでした
↑過去にはシリョクケンサHや恋愛裁判Sなども投げられています
二つ目の「敗者復活戦の一新」は、アドリブ対決に使える曲が減ってきたことが大きいです。
しかしここで大苦戦。運営の他の3人(G-nyathくん、でっていうくん、FREDさん)にも考えてもらい、片肘縛りやスコアチキンレースなども考えましたが、
1.練習のしやすさ 2.盛り上がり 3.わかりやすさ
を考慮してgreat数チキンレースになりました。
チキンレース系ならUP&DOWNにしたい!という強い要望があったので曲はすんなり決まりました
そして三つ目の「上位ラウンドのガチ寄せ」。これは完全にKAC・KoPの影響を強く受けました。とはいえ交流会が交流会であるための最低ラインもあるため、大きなルール変更は3位決定戦と決勝戦に施しました。
A.「運営課題曲」のクジ化
通過順位で自分のプレーする曲がわからないようにするために導入しました。大会のために触らせる曲数を増やさせる目的もありました
↑運営クジの巾着に使ったDOMEMO おもろい
B.投げ合いのみの試合
松アピ交流会で初めて投げ合いのみの試合を3位決定戦に入れてみました。どういう試合になるかを試しに見る目的でしたが、運営曲がない分両者攻めた選曲になったのかなと思います。気のせいだったらごめん。
C.決勝の曲発表タイミング、発表形式の変更
グルコス交流会の選曲シーンの多くは試合中に筐体から曲探して選ぶ、というのが多いのではないのでしょうか。現に1回、2回目の松アピ交流会の投げ合いはそういう形をとっていました。
僕はKACに強い影響を受け、両者の曲発表タイミングの同期、それに伴うスケッチブックでの発表をやってみました。後攻が状況次第で選曲を変えることの防止と、演出面の盛り上げの2つの意図がありました。今回の変更で目的は2つともほぼ完全に達成されたんじゃないかなと思っています。
↑グルコスに関係なくヤバ譜面を投げるKapaelu
以上3つの変更で交流会の中でもランカー同士の本気の戦いが見られたのはルール決めの中での成果だと思います。
課題曲決めはここでは語りきれないのでそれ用の記事作ってあります こちらです
【選曲編】初めて音ゲー交流会を主催した話 - kapaelu’s blog
とまあ色々決め事が終わり準備完了!
↑ポスターと賞状。準備して下さりありがとうございました
そんなこんなでいよいよ当日です!
大会当日の様子
ここから本当のレポが始まります
当日は20人以上が来てくれました!
昼飯の寿司を14人で食べに行ったりしていよいよ開始
予選
2曲勝負でした。
2曲とも、課題曲そのものをプレーして感覚を掴んでおかないと結構スコアでづらい曲でした(詳細は選曲編にて)
予選でありながらも理論値はスパイダーダンスのG-nyathくん、焼痕煉黑、冷艶ノ絶のHERIくんの2人のみでした。この2人は予選2曲合わせてcool1しか出していませんでしたが、配点の関係でG-nyathくんが一位通過、HERIくんが二位通過でした。
それ以外の予選結果は以下↓
通過ボーダーは1994576点でした!
敗者復活戦
ルールこそ違えど毎度お馴染みの変則復活戦。
今回は失格にならないためのハードルが高く、失格していないのは3人のみでした(アドリブ対決の該当アドリブでGREATを出す人数くらい)。多くの人がオーバー、1人がアドリブミス、一人がセーフ使い切りによる失格でした。
僕はというと...
もったいない...
敗者復活はFCでグレ202のnanaminさんでした!
準々決勝
こっからは1試合ずつ解説(?)していきます
第一試合
長野勢対決。先程話題に上がった2人の対戦でした。
Voxはアドリブと不規則連打の2つともで差がつきました。モードの仕様上アドリブでは差がつかないと思っていましたが結構そこでも差がついていたイメージです。
息吹はG-nyathくんが後半まで高い完成度で進んでいましたが、一番最後の同時押し混ざりの連打でcoolを連発してしまいます。それでも2曲目中盤までにつけていた差で勝利、準決勝進出を決めました。
(長野勢のベスト4入りは第一回以来らしいです。マジ?)
第二試合
1曲目のshiny memoryはお互いアドリブでの事故が目立ちましたが僅差!
僅かではありましたが未理論値のもりかんさんがリードです
2曲目のsad rainは東方が得意なHunterさんが勝利!1曲目の差をひっくり返し逆転勝利しました。
第三試合
お互い愛知勢で松アピ優勝経験者。さらにここでの直接対決が3回目(1勝1敗)という事でクッソワクワクしていました。
1曲目の月夜ノ森はcool1 vs cool2!予想通りのハイレベルな試合でした
2曲目はうってかわってスライド譜面のcosmic express。この曲ちるちるさんが初見でした。さすがチーム所属と言った初見対応力を見せましたがやはり単曲経験の差でひろじぃさんが快勝、準決勝への進出を果たしました。
第四試合
貼り付けたツイートを見れば分かるように、この試合が準々決勝で1番の闇でした。
バブルボブルメドレーは後半の連打以降は両者とてもうまかったのですが序盤で差がついていました。
2曲目はマーメイド。参加者クジ特有の闇具合が顔を見せます。サビ頭などの場面転換直後でのcoolが見られましたが、終わってみればヘリくんが6000点以上の差、合計で10000点以上の差をつけて勝利。全理論値の強さを目のあたりにしました。
準決勝
第一試合
G-nyath君vsHunterさんの試合。
お互い地力は申し分ないのですが、1曲目のXand-Roidは単曲のやり込み具合がスコアに出てくる曲でした。準決勝の対策が甘かったのかG-nyathくんが24分やラストのXスライドでcoolやmissを連発。致命的な差をつけられてしまいます。
2曲目はジョーカージュンコEX。お互い東方をやり込んでいるのが作用し接戦になりました。
途中で一回切ってしまったG-nyath君に対してcool数がG-nyath君より多かったHunterさんでしたが、スコアではHunterさんが勝利。2勝で第一回大会以来の決勝進出を決めました。
第二試合
HERI君 vs Hirojixiさんの試合。
全理論値に加え、グルフェス・天下一ブロック大会などの大型大会でタイトルを残すヘリ君に対し、遠征や運営などを多数経験し、大会慣れでは全グルーヴァートップクラスのひろじぃさん。どちらが勝ってもおかしくない試合でした。
1曲目のAXIONは両者ミスは出したものの、連続Dスラ地帯の精度などでヘリ君がリード。
そして2曲目は怒槌normal!1coolあたりの失点の大きさ、そして闇アドリブにラストの16分と、尖った選曲。対戦する2人からも緊張感が伝わってきました。
中盤のアドリブでひろじぃさんがgoodを多く出し窮地に立たされます。しかし、一番最後の数ノーツでヘリ君が大きく事故り、それまでの差がひっくり返りました。結果、ひろじぃさんが決勝進出を決めました。
三位決定戦
参加者クジはなくなり、投げ合い・差し合いの三位決定戦。
1曲目はヘリ君選曲のイグニスダンス。グルコス楽曲トップクラスのスコア難譜面です。
ほぼ初見でボロボロのジーニャス君に対してイガイガ地帯も12分もほぼ完璧なヘリ君。大差をつけ全理論値の意地を見せつけました。
2曲目はジーニャス君選曲の揺蕩うLove。こちらも12でありながら理論値が100人いないというスコア難譜面です。
結果は993vs995。このモード、この曲でこのスコアはかなりのハイレベルと言えるでしょう。32分ではなくリズムが遅くなる変わり目で若干差がつきました。ヘリくんが2勝し3位を決めました。
決勝
hirojixi:東方双地舞
vs
Hunter:Penetration of light into morality
hirojixiさんはグルフェス決勝でも使った武器曲、ハンターさんも12でスコア難といった盲点をつく選曲をしました。
1曲目は東方ということもありハンターさんも食らいつきますが、やはり終盤のリズム難地帯でしっかりとひろじぃさんが差をつけました。
994vs998。大会モードで998はうますぎますね...
2曲目は不規則連打からのスライドが争点。12でありながら対策が薄くなりがちなゲーム楽曲ということでハンターさんが刺し返しました。
997vs989。ひろじぃさんがアドリブを落としたのも響き、1曲目の差がひっくり返りました。
そして3曲目の抽選。先程3位が決定したヘリ君にひいてもらいました。その結果...
今年頭のアプデによる追加曲、VALEDICTのEXTRAが最終楽曲になりました!(候補曲の中でも結構ひいて欲しかったやつでした。詳しくは楽曲編へ)
低BPMながら高い技術が試される難しい譜面。
この曲ひろじぃさんは理論値済み、ハンターさんは998が自己ベでした。
しかし、中盤の発狂の終わりでひろじぃさんがチェインを切り、大きく差がついた他、道中の複合リズムのところでもじわじわ差を広げ、結果的に992vs983、総合点2984675vs2971502でハンターさんの優勝となりました!
↑トーナメント全体図。しばらくは店舗の方にも貼ってくれるみたいです。
今回ひいたのはまだマシな方。引かれなかった参加者クジには、君のいたあの日に、からくりピエロ、マジオペ、ってゐ!、独りんぼエンヴィー、ANALYSIS DIVISION 、PIXEL STAR EXTRA、劇ナビnormal等の地獄が入っていました^^
大会を終えて
大会の運営、めちゃくちゃ疲れました。進行やボタンの同時押しに加え、Twitterの更新とこのブログ用のメモなどの仕事があり、当日の昼から決勝が終わるまで全く休まりませんでした。
それでも県内勢や遠征勢の交流やプレーを楽しんでいる姿や「楽しかった!ありがとう!」と言った感想を見ると、本当に開催してよかったなぁと思いました。自分自身も、プレーヤーの自己ベストだけじゃない本番での強さやランカー同士のバトルなどの見たいものが見れたので大満足でした。
一方で敗者復活戦前に大会モードの勉強不足から進行が止まってしまったり、課題曲に若干偏りがあったりと反省点もいくつかありました、次回開催するときはそこも気をつけ、さらにいい交流会にしていくつもりです。
最後に、運営に協力してくれたFREDさん、G-nyathくん、でっていうくん、交流会での使用を快く承諾してくださったアピナ松本店様、そして交流会のために松アピまで足を運んでくださった皆さんに心から感謝します。
本当に、本当にありがとうございました!!!!!!!
選曲編っていうのもあります
【選曲編】初めて音ゲー交流会を主催した話 - kapaelu’s blog